41話 余裕が無い僕なんです。
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浄「どうしたの?
こんな所八戒に見つかったらヤバいんじゃね?」
「八戒なら今買い出しに出かけているからいないよ」
浄「名無しちゃんは一緒に行かなかったの?」
「一緒に行こうか?って言ったんだけど、荷物が多くなるから今日は悟空を連れて行ったみたい」
浄「へ〜…珍しい事もあんだな」
「…あのね、悟浄に相談があるの」
浄「相談?
どんな事だい?
…あ、もしかして八戒が最近抱いてくれなくなったとか?♪」
「いや、そんな事じゃないよ!/////
それに八戒はちゃんと毎晩!……Σッ!/////」
浄「へ〜♪毎晩お盛んなんだ?」
悟浄はニヤニヤしながら私の顔を除いてきた。
「そ、そんな事はどうでもいいでしょ!////
それに私が相談したい事はそんな事じゃなくて……あ、あのね、私一度も八戒が怒ったり泣きそうになったりっていう顔を見た事無いんだよね」
浄「…は?」
悟浄は私の相談内容を聞いて、当然の事ながら頭に「?」マークを浮かべていた。
「いや、だから八戒の怒ったり泣きそうになった「あ、いやそう言う事じゃなくて、名無しちゃんは何で八戒のそんな顔を見たいんだ?」
悟浄はわけが分かんないっと言った表情をしながら、二本目のタバコに火を点した。
浄「名無しちゃんだって好きな野郎は常に笑顔の方がいいだろ?」
「ん〜…まぁ、そうなんだけど…。
私だってそりゃ八戒にはいつも笑顔でいてほしいよ?
…でも八戒は私よりいつも余裕があるんだもん。
私より大人だからかもしれないんだけどね
だから私は大人の八戒の余裕が無い所を見てみたいの!
笑顔だけじゃなく、怒った顔も泣いた顔も見てみたいの!
だからお願い悟浄!
どうしたら良いのか教えて!!」
私は悟浄のジャケットの裾を両手でギュッと握りしめると、目をキラキラさせながら「お願いビーム」を出した。
浄「どうしたら良いかって言われてもなぁ∪
まぁ確かに名無しちゃんの前では八戒は常に笑顔だしな」
「悟浄は八戒の笑顔以外の表情って見た事あるの?」
浄「んぁ?まぁな。
こう見えても八戒との付き合いはそこそこ長ぇからな。
でも、アイツを本気で怒らせたらかなり怖いぜ」
「そうなの!?
いつも笑っているからそんなの想像付かないなぁ」
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