39話 心に秘めた思いは
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注文して少しすると自分の目の前にはいくつかの料理が運ばれてきた。
この店限定の肉まんが人気らしく、美味しそうな香りを漂わせていると、目の前にいた少年が目をキラキラさせて物欲しそうに見てきた。
…た∪…食べづらい∪
もしかして食べたいのかな?
「食べる?」
「えっ!良いのか!?」
「駄目ですよ悟空」
「いいよ!
この店限定の肉まんみたいだし、相席のお礼♪」
「サンキューな!…えっと」
「あ、私はミサ」
「そっか!サンキューなミサ!
俺は「悟空君だよね?さっき眼鏡のお兄さんがそう呼んでたから」
「ミサさんも良かったらこちらの料理を一緒にいかがですか?
同じ席になったのも何かの縁かも知れませんし
あ、僕は猪八戒ともうします」
「俺は沙悟浄っての♪宜しくねミサちゃんv」
「………………玄奘三蔵だ」
「有り難うございます!
じゃあお言葉に甘えちゃいますね」
それから彼等と楽しく食事をした。
西に向かって旅をしている事、妖怪が負の波動を受けて暴走している事。
そんな彼等の話しを聞いて私も自分が旅をしている事を話した。
八「女性が一人で旅だなんて大丈夫なんですか?」
浄「ここに来るまでよく無事でいられたよな?」
「えぇ、自分の身は自分で守れますし、それに何とか運だけは良かったみたいです。」
空「でもまた旅を続けるんだろ?その姉ちゃんを捜しに」
「うん、見つかるか分からないけど、それでも私はそれだけを毎日信じて旅をしているから」
三「なぜミサはそうまでしてその女を見つけようとする?
そいつは自分の意思で出て行ったんだろ?
それを連れ戻す権利が貴様にはあるのか?
もし会えたとして何か解決するのか?」
「っ!」
……連れ戻す権利
そんなもんあるわけが無い
…解決
分からない
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