39話 心に秘めた思いは
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お姉さん!
どうして……どうして別れるだなんて言うの!?
【…ごめんね……私にはもうあの人を愛せる自身が無いの】
何で!?
だってあんなに仲良くしてたじゃない!
【私ばかりどんなに頑張っても…あの人はもう振り向いてはくれないから】
子供はどうするの!?
もう一度話し合えば分かってもらえるよ!
【もう無理なのよ!!
私はあの人をもう愛せない!!
最初に誓った愛なんてはじめっから無かったのよ!!】
まって!!
お姉さん!!
行かないで!!
待ってぇ!!!
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「っ!!……ハァっ…ハァっ…」
またあの夢…
お姉さんがいなくなってから…旦那さんと別れてから毎晩のようにあの夢を見るようになっていた。
お姉さんは私がとても慕っていた女性。
父の友人のお嫁さんで、良く私の家にも遊びに来ていた。
私の両親ともとても仲がよく、家族ぐるみの付き合いが多かったせいか、私もお姉さんの事は本当の姉妹みたいなかんじがあった。
どんな時でも相談に乗ってくれて、いろんな事だって教えてくれた。
旦那さんだってとても優しく、お姉さんの事を心から愛していて私もそんな二人を見ているだけでとても幸せだった。
でも……そんな幸せは長く続かなかった。
子供が生まれてから数ヶ月が立ったとき、旦那さんはあまり家に帰ってこなくなり、夜遊びをする事が頻繁にあった。
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