38話 言葉でしか伝わらない
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「…お、お願いです/////
は…離してください…っ……」
浄「……いいの?そんな事言って
…親友の##NAME2##に逢えなくていいの?」
「…ンっ…////…」
悟浄は片足をミサのまたの間につっこみ、足を絡めて来ると、彼女の耳元でそっと甘く囁いた。
悟浄が喋る度に彼の吐息がミサの耳にかかり、その度に小さく息を漏らした。
しかしミサ自身も徐々に悟浄の行動と発言に対して、我慢の限界が近づいてきた。
”ガバっ!”
浄「…?…ミサちゃん?
あ!ちょっと!」
ミサは勇気を出して両手で悟浄の胸板を押すと、そのまま勢いよく体を起こし、裸足のまま駆け出して行った。
突然の事に驚いた悟浄も、ミサを見失う前に急いで後を追いかけて行った。
もうやだ!
やだ!…やだ!!
浄「ミサちゃん!急にどうしたんだよ!?」
悟浄は先を走るミサに追いつくと、腕を掴んで動きを止めた。
「っ……い…かげん……さい」
浄「…?」
「いい加減にしてください!
私は悟浄さんの奴隷じゃないんです!
ましてや彼女でも、そんな関係でもない!!
…自分の思い通りにならないからって…##NAME2##をダシに使うのは止めてください!」
ミサはずっと溜まっていたイライラが爆発してしまい、悟浄の手を払いのけると目に涙を浮かべ大声で怒鳴った。
「私には##NAME2##しかいないんです!
私には…優しくて大好きだった祖母がいました……。
どんな時でも側にいてくれ、いつも私が笑顔でいられる様にとどんな時でも優しく接してくれてました…。
でも祖母を亡くしてからずっと親友の##NAME2##は祖母と同じ様に隣にいてくれたんです!
##NAME2##は私にとって大切な家族です!!
そんな大切な家族を、悟浄さんはダシにつかった…。
……悟浄さんとても優しく、一緒に探してくれるって言うからすごく嬉しかったのに……。
…最低です。」
ミサは目に溜まっていた涙がポロポロと流れ落ち、彼女が泣いている姿をみた悟浄も、申し訳ないと行った表情を浮かべていた。
浄「大切な…家族」
【アンタなんか産まれてこなければ良かった!!】
いつも側にいてくれた…存在
【泣くなよ?】
…あぁ…俺って…
マジ最低だわ
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