38話 言葉でしか伝わらない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夕方になり、ミサはジープの所に戻って来ると、お腹をすかせた悟空が木に寄りかかり、「腹へった~」と 空腹と戦っていた。
八「あ、ミサさんお帰りなさい。
もうすぐ夕食ですから、もうちょっと待っててくださいね」
「ただいま八戒さん!
とても良い香りが漂ってきたから、つられて帰ってきました♪」
空「あ~~…腹減ったぁ~∪」
八「もう少し待ってください悟空」
「あ、そうだ。
さっき戻って来る途中でブドウを見つけたんですが、悟空食べますか?」
空「え!?良いのか!?」
「はい♪
沢山採ってきましたから」
ミサからのお土産に、悟空は喜んでブドウを食べ出した。
そしてタイミングよく料理が出来上がり、ミサも八戒の料理に目を光らせていると、悟浄が彼女の名前を呼んだ。
浄「ミサちゃん」
「…はい?」
浄「食べるなら悟浄サンの膝の上においで♪
地面に座ると服だって汚れちまうぜ?」
「…いや////∪
……ぁ」
【次…俺から逃げたら
マジで親友に逢えないと思ってた方が良いかもな】
【ミサちゃんがちゃんと俺の言う事さへ聞いてくれればいいからv】
悟浄は胡座をかいている自分の膝をポンポンと叩いて指示を出すと、先ほどの彼の言葉を思い出したミサは無言で彼の膝の上にちょこんと座った。
.