38話 言葉でしか伝わらない
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夕食まで時間があったため、ミサは近くを散歩する事になった。
八戒からは暗くなる前には戻ってこいと言われた為、遠くに行く事はせず、近くの小川で留まっておく事にした。
「うわ~…綺麗な川」
ミサは浅瀬を見つけると、裸足になり岩に腰をかけて水に足を付けた。
とても心地よい温度の水が彼女の足を冷ましていると、背後から聞き慣れた人の声が聞こえてきた。
浄「こんな所にいたんだ?」
「あ、悟浄さん…」
浄「ミサちゃんがいないからずっと探してたんだぜ?」
「ごめんなさい。
一応八戒さんには伝えてたから大丈夫だと思って…」
浄「ま、別にいいんだけど」
悟浄は愛用のタバコを地面に捨てもみ消すと、そのままゆっくりとミサの背後に腰を降ろし後ろから抱きしめてきた。
”ギュ!”
「ヒャァっ//////
ご、悟浄サン////」
浄「さっきは俺の事拒んだよな?
俺さぁ…気に入ったもんは手放さない主義なんだわ
…独占欲が強いから…」
「っ……」
浄「次…俺から逃げたら
マジで親友に逢えないと思ってた方が良いかもな」
「そ、そんな!」
浄「大丈夫、ミサちゃんがちゃんと俺の言う事さへ聞いてくれればいいからv」
”ペロ”
「きゃっ/////」
悟浄はニヤッと笑みを浮かべミサの耳を舐めると、「先に戻ってるからな~」と言い残し、先にジープの所へと戻って行った。
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