38話 言葉でしか伝わらない
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これはまだ、ミサの親友##NAME2##が見つかる前のお話です。
妖怪の襲撃にあい、親友の##NAME2##と離ればなれになってしまったミサは、そこで運良く三蔵一行と出会った。
逸れてしまった峠は妖怪がとても多く、##NAME2##も此処にはいないのではと言う八戒の言葉で、ミサも一緒に次の街まで同行させてもらう事になった。
ミサは人見知りをする様な人ではなかったので、四人と直に仲良くなり、特に色々話をして来る悟浄とはよく喋る様な仲になっていた。
空「あー!!悟浄さっきイカサマしただろー!?」
浄「ぁあん!?言い掛かりかチビザル!?」
空「ちゃんと見てたんだからなぁ!!」
浄「負けそうになったからって見苦しいんだよ!」
空「なんだとぉお!!#」
”スパァアアン!!”
三「やかましいんだよ!!#」
「Σっ!」(ビクっ!)
ゲームをしていた悟空と悟浄だったが、二人の喧嘩が始まると、三蔵はいつもの様にハリセンを取り出して、二人の頭に思いっきり叩き付けた。
三蔵一行からしたらその行為は日常茶飯事だったが、見慣れてないミサはとてもビックリしていた。
浄「ったく悟空といるとろくな事ねーよ。
ミサちゃ~んこの椅子座り心地よくねぇだろ?
悟浄サンの膝の上においでv」
「へ?/////…えっと…それは/////∪」
浄「クスっ…そんな可愛い顔してると、別の意味で上に乗せたくなっちゃうじゃん♪
……それとも…もう親友と会えなくてもいいの?(ボソッ)」
「…っ!/////」
ミサは悟浄とは確かによく話をする仲だった。
しかしそれは嫌だとは言えない彼女の事を利用していた。
嫌だと言わなければ悟浄はセクハラをしてき、少しでも拒否をしようものなら、親友の名前を出してミサに不安を与えていた。
そして今も腰に手を回し、自分の方へグッと引き寄せると、皆には聞こえない様に耳元で囁いた。
八「はいはい、悟浄いい加減にしないと教育的指導しちゃいますよ?
すみませんねミサさん。
むさ苦しいゴキブリの隣に座らせてしまって」
浄「…おい#」
「ううん!大丈夫ですよ////
賑やかなのは好きですし////」
八「もしもの時は殴っても構いませんからね♪
あ、三蔵今日はここら辺で野宿でもしませんか?
無理に進んでもこの先近くに川があるかも分かりませんし、日も落ちれば妖怪も行動を活発にするでしょう」
三「そうだな。
今日は此処までにしておこう」
三蔵からの了解を得ると、八戒は小川の近くにジープを停車させた。
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