35話 不思議な君
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「そういやあいつ等に何も言わねーで出てきたのか?」
「うん…皆それなりに忙しそうだったし、どうせ暗くなる前にはちゃんと帰ってくるし」
浄「まぁ、それはそうかもしれねーけど「それに…悟浄も来てくれるし」
浄「っ……」
一瞬だけど、普段あまり笑わないミサちゃんは薄らと笑みを浮かべ、俺は柄にも無くその表情に見とれてしまった。
「…ん?どうかしたの悟浄?」
浄「え?…あ、いや、何でもねーよ/////」
見とれてたなんて言えるわけねーだろ////∪
それにしても…ペットを心配している飼い主ねぇ。
八戒に言われるまではそんな自覚なんて無かったんだが、八戒がそう思うってことは、三蔵は悟空もそう思ってんのか?
浄「そんな事よりもさ~……Σっていねーし!!∪
あれ!?ミサちゃん!?」
俺が目を離した隙にいつの間にかミサちゃんがいなくなった。
ミサちゃんがすぐ何処かに行ってしまうのは日常茶判事なんだが、それでも急に消えてしまうと俺としてもかなり心配なわけよ!∪
浄「マジで何処いったんだ!?∪」
辺りを見てもミサちゃんは何処にもおらず、俺は少しばかり焦る気持ちを露にして森の中を探した。
つーかこの短時間の間でいなくなったりするか普通!?
不思議ちゃんにも程があんだろ!
いなくなってすぐだからそんな遠くには行ってない筈だけど…。
【15分後】
「あ、悟浄お帰り」
浄「って此処にいたのかよ!!∪」
森の中を探していた俺だったが、どんなに探してもミサちゃんを見つける事が出来なかったのでさっきの切株の所に戻ってくると、先ほどまでいなかったミサちゃんはそこで再び動物と戯れていた。
「駄目じゃない一人で勝手にいなくなっちゃ。
まぁ、悟浄なら別に襲われないから心配はしてないけどね」
「ミサちゃんってさ、もしかして俺の事嫌い?∪」
あぁ~俺何だか泣きそうかも∪
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