35話 不思議な君
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浄「なぁ、八戒」
八「何ですか悟浄?」
浄「ミサちゃん見なかったか?」
八「え?ミサさんですか?…そういや今朝は見てませんねぇ」
俺たちはいつもの様に西に向かって旅を進めていた。
野郎ばかりで毎日むさ苦しいと思っていた矢先、途中ひょんな事から仲間に加わった女がいる。
彼女の名はミサだ。
俺好みの女じゃなかったけど、こんなむさ苦しい野郎ばかりの日常からおさらばが出来ると思ったら、そんな事どうでもよくなっていた。
浄「ったく…何処いったんだぁ?」
八「クスっ…フフ」
浄「んぁ?んだよ、何笑ってんだ?」
八「フフ…すみません。
ただミサさんが仲間に加わってからというものの、悟浄変わったなぁって思って」
浄「はぁ?俺が?そんなわけねーだろ」
八「自分では気付いてないだけですよ♪」
浄「変わったって…例えばどんな風によ」
八「そうですねぇ…強いて言えば『大事にしているペットがいなくなって、とても心配している飼い主のよう』って所ですかね」
浄「はぁ~?∪三蔵や悟空じゃあるめーし∪
俺はただ……」
ん?
俺はただ何だ?
ミサちゃんがいないからって、別に消えたわけでも妖怪に襲われているわけでもねーし…。
日が落ちれる前にはちゃんと俺たちの所に戻ってきてるし…。
あ~…でも待てよ……よくよく考えてみると俺っていつもミサちゃんの事を探しにいってる様な…。
俺って…何でこうもミサちゃんの姿が見えねぇだけで心配になってるんだ?
八「?…悟浄?どうかしましたか?」
浄「え?…あ、いや何でもねーよ
ちょっと散歩してくるわ」
八「クスっ、ちゃんと一緒に帰ってきてくださいね」
浄「…∪」
八戒の野郎…∪#
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