34話 健康ランド
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一方その頃悟空、悟浄、八戒は廊下で金髪の妖怪を探しまわっていると、三人同時に妖怪の気配を感じた。
しかし気配を感じるだけで、肝心の妖怪の姿は何処にもなかったが、悟浄は錫杖を取り出すと一気に天井に突き刺して足場を崩した。
すると天井には大きな穴があき、そこからは金髪の長い髪をした妖怪が姿を現した。
そして、一気に三人を蹴散らすと素早い身のこなしで大浴場の方へと逃げていき、悟空、悟浄、八戒も急いで後を追いかけていった。
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「ん~♪やっぱりお風呂って最高v
こ~んな沢山のお風呂を独り占めってなかなか出来ないもんね!」
杏理は岩風呂に両肘をついて、ゆったりお湯につかっていると何かの気配を感じた。
「ん?…他の人でも入ってきたのかな?」
杏理は前の方をタオルで隠し、次のお風呂に移動しようとしたその時、彼女の前に金髪の髪をした妖怪が姿を現した。
しかし、杏理は湯気でハッキリと見えなかったため、金髪というだけでそれが三蔵だと思い込み、その妖怪の元に近づいていってしまった。
「三蔵?貴方もお風呂に入りにきたの?」
「ヴゥゥゥ……ガァアア!!!」
「Σっ!!キャァアア!!!」
浄「杏理ちゃん!!」
”ヒュンっ!!”
”ガシャァン!!”
杏理が妖怪に襲われそうになっていると、悟浄の声とともに錫杖の鎌が妖怪の足下に突き刺さり、妖怪は俊敏な早さで避けると直ぐに杏理から離れた
浄「大丈夫だったか杏理ちゃ………あ~/////」
「悟浄ありがとう!
ん?どうかしたの?」
浄「いや~/////良い眺めだなぁってねv」
「…へ?」
悟浄は顔を赤くしてニヤッと笑みを浮かべ、彼女の方を指差すと、杏理は今自分が裸でタオル一枚でしか体を隠してない事に気付いた。
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