34話 健康ランド
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空「ん~~……んぁ……あ……あれ?俺」
三「上気せてぶっ倒れたんだ」
「悟空大丈夫?∪」
「…杏理」
サウナで倒れた悟空は大広間に運ばれ、体を冷やす為に頭に氷のうを乗せられていた。
暫くして意識を取り戻すと、そこには三蔵と杏理が悟空の側に座っており、杏理も彼が倒れた事を聞いて心配していた。
空「悟浄達は?」
「二人なら隣の遊技場に行ってるよ」
悟空が起きた事で、三蔵は氷のうを片付けようとして持ち上げてそのとき、伸びた爪が突き刺さり、破けて水がこぼれてしまった。
空「Σっ!!」
三「…チッ」
Σさ、三蔵…まさか……
その爪を見た悟空は、頭の中で三蔵が妖怪になった姿を想像してしまった。
空「あ…お、俺悟浄達の所に行ってくる!∪」
三「あぁ」
「うん、気をつけてね」
悟空がいなくなった後、三蔵は自分の爪を見た。
「三蔵、爪伸びたんじゃない?
暫く切ってなかったでしょ」
三「そうだな
おい!爪切りをくれ」
三蔵は爪切りを借りる為に近くにいたスタッフに声をかけた。
***********
その頃、隣の遊技場では悟浄と八戒が真剣な眼差しで卓球のラケットを構えていた。
八「良いですか?悟浄」
浄「いつでも来いや!」
”シュパン!!”
浄「……##キタねーぞ!!##」
八「だって『いつでも来い』って言った
じゃないですか♪」
浄「この~~#俺のピンポン魂に火をつけちまったようだな#」
八戒は悟浄の言葉通りに勢いよくピンポン球を撃ち込むと、勢いがありすぎたばかりに、背後の壁にめり込んでしまった。
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