33話 encounter
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俺とりんねが出会って1ヶ月がたった。
りんねはすっかり金山寺の奴らとすっかり仲良くなり、りんねも前みたいにビクビクする様な事も無くなった。
当初にくらべたら笑顔は増え、お師匠様の躾が悪いせいか、少々お転婆も出てくる様になった。
しかしりんねのその笑顔があるおかげで、お師匠様も毎日がとても楽しそうな感じに見てた。
「お師匠様♪
お師匠様の髪っていつ見ても綺麗だね」
光「クスッ、そうですか?
そりゃ毎日ヘアケアーを欠かさずしていますからね♪
枝毛なんてもってのほかですよ」
江「法力を高めないで女子力を高めてどうするんですか∪」
光「おや?日頃もケアーも修行の一つなんですよ江流」
江「……∪」
光「あ、それはそうと江流、りんね。
今日は昔からの顔なじみが来ますので、私はそちらのお相手をしていますから」
江「分かりました」
光「なにやらその方もお弟子さんを連れてくるみたいなので、見かけたら仲良くしてくださいね?」
「は〜い♪」
俺には毛の先ほども興味が無かった。
誰が誰を連れてこようが、そんなことお俺には関係ない。
ただ、俺の邪魔にさえならなければそれで良いと思っていた。
客人が来る前に門周辺の落ち葉を掃除しててほしいと頼まれたりんねと江流は、言われた通り2人で掃除をしていた。
秋という季節柄、どんなに掃いても枯れた葉は次から次へと落ち葉となって地面に落ちてくると、その間にも士官だけはどんどん過ぎていった。
「ねぇ江流」
江「何だ?」
「男の子と思う?女の子と思う?♪」
江「何の話しだ?」
「お弟子さんの事よ!お師匠様が言ってたじゃない」
江「あぁ…そんな事も言ってたな。
だが、お礼は興味が無い……正直どちらでもな」
「も〜…つまらないなぁ江流は
でも…どちらにせよ友達になれたらいいな♪」
「友達」?
俺にはどうでも良い事だ……いてくれるならりんねだけで良い
俺はいつの間にか自分の気づかない所で
りんねの事をそういう風に思っていた。
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