31話 友情は強し
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三「どうした八戒」
八「どうやらシープに休憩が必要みたいですね」
浄「はぁ?マジかよ」
空「え!?飯食えねぇの!?」
三「テメェはそれしかねぇのか!!#」
”スパァーーン!!”
空「いってぇーー!!
なにすんだよ三蔵!?」
三「フン……ジープが回復するまで仕方あるまい」
そう言うと三蔵は近くにあった木の根元に腰をかけると、愛用のマルボルを取り出しタバコを吸い出した。
空「俺、近くに何かなってないか見てくる!」
八「あ、悟空!
…はぁ…悟浄、すみませんが悟空についてやってください。
また迷子になっても困りますから」
浄「ったく…仕方ねぇなぁ」
八戒にいわれ、悟浄は渋々悟空の後をついて行った。
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浄「おいバカ猿!あまり遠くに行くんじゃねぇよ!
また迷子になるだろーが!」
空「ならねぇよ!ってかそういうなら着いて来なきゃいいだろ!」
どこかに木の実やキノコといったものが生ってないか探していたが、タイミングよく見つかる訳もなく悟空のお腹の音だけがむなしくも森の中に響き渡っていた。
浄「どーせ探したってなにもねーよ」
空「んなのわかんねー……………ん?」
浄「…?……どうした?悟空?」
空「……何か…聞こえる」
悟空は一瞬耳に入ってきた微かな声に反応した。
しかし、悟浄の耳には何も聞こえてこず「気のせいじゃねーの?」と思ったが、悟空に聞こえていた声はしだいに悟浄の耳にも届くぐらいの大きさになってきた。
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