30話 全ては君の為に
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浄「……ちゃん………ミサちゃん?」
「っ!…あ、ごめん
えっと…何?∪」
浄「ボーッとしてたからさ、何?俺に見とれてた♪」
「なっ//////そんな訳ない!」
顔は見とれてはいないけど、その深紅に見とれてたなんて口が裂けても言えるわけない//////
浄「え~v顔を赤くしても、な~んにも説得力ないんだけど?」
「赤くなんてしてない//////
そ、それよりも此処に用が無いなら帰ってよ。
悟浄は別に本なんて読むようなキャラじゃないでしょ」
浄「ま~ね……本なんてこれまで読んだ事ねーし
興味なんて更々ないね」
「だったら!「でもここにミサちゃんがいるから」
「……え?」
浄「……ク…ククク…なぁ~んてな♪
驚いた?」
正直ムカついた。
同時に、私の顔もかなり間抜けな顔をしていたんだと思う。
一瞬真剣な表情でその深紅の瞳に見つめられたら、少なからず目を離す事なんて出来ないじゃない…
なのに…なのに…
一瞬でも、その瞳の虜になった私の気持ちを返してよ!!
悟浄はいつもそうだ!
いつも私の事をバカにしてからかってくるし、同じ歳なのに童顔だからって理由で子ども扱いしてくるし…
「……もう此処には来ないで
私は一人でいたいの」
キッと悟浄を睨みつけ、私は先ほどまで読んでいた本を棚に戻すと急いでその場から走って帰った。
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