29話 私の繋がり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
天竺を目指して西に向かっていた三蔵一行と、紅一点であるミサは今日もジープに乗って険しい道のりを移動していた。
彼等のいく先々には必ずと言っていいほど妖怪の襲撃にあい、毎回と言っていい程「経文をよこせ!」だの「お尋ね者の三蔵一行!」だのと、聞き飽きた台詞にうんざりしていた。
そして今日も次の町に向かって移動をしている最中に、妖怪の襲撃にあっていた。
八「いや~、今日も妖怪さんは懲りずに頑張って元気ですねぇ」
浄「綺麗なお姉ちゃんなら大歓迎なんだけどねぇ」
「綺麗なお姉ちゃんはゴキブリを歓迎しないでしょ」
三「ふっ…言えてるな」
空「あはは!マジウケるー!」
浄「あぁん?#
ミサ!三蔵みたいな事いってんじゃねーよ!#」
「あ~ごめん、ごめん♪
河童だったわねv」
浄「このクソガキィ!」
八「はは∪…本当元気ですねぇ」
1人当たりのノルマが約20人と計算し5人は周りにいる妖怪達を倒していくと、三蔵一行の攻撃になすすべがない妖怪達はあっという間に、ただの肉の塊となって倒れていった。
浄「は~終わった終わった」
空「俺、腹減ったぁ~∪」
「私も!悟空、次の町着いたら肉まんでも買いに行こうよ♪」
浄「お子様は色気より食い気かよ」
「(ムカっ)…#
フフフ♪そっかぁv
ゴキブリは肉まんよりホウ酸団子を好んで食べるんだよね?♪」
浄「その時点で死んでんじゃねーか!!#」
悟浄とミサは毎日のように口喧嘩ばかりしていた。
戦闘力に関してはミサも悟浄の事は認めていたので心底嫌いという訳じゃなかったのだが、女に対してあまりにもだらしないという所にミサは少し軽蔑をしていた。
.