28話 指定場所
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浄「さぁ、名無しちゃんv
俺の隣においで」
悟浄は布団をめくって自分のもとへ来るように誘うと、名無しは何の抵抗も無く、すんなり悟浄のいるベッドへ入っていった。
「やっぱり悟浄は暖かいねv
この温もりは赤い髪から来てるのかなぁ?♪」
浄「ははは♪だとしたら、この温もりは名無しちゃんだけしか感じる事ができない貴重な温もりだな」
悟浄の腕には名無しの頭がのっており、彼がしゃべるたびに息が耳元にかかって、くすぐったさを感じた。
浄「なぁ、聞いても良いか?」
「ん?……なに?」
浄「名無しにとって特別な存在のやつは居るのか?」
「ん…特別………い…るよ
それは………みん……な……スー…スー」
徐々に睡魔が襲って来た名無しはそれでも悟浄の質問に答えようと必死に答えようとしたが、とうとう眠りに落ちてしまった。
浄「皆……か」
なぁ、名無しちゃん
俺じゃあ君の特別にはなれないか?
欲しいモノはこうやって目の前にあるのに……手を伸ばせば直にでも届きそうなのに……。
今は抱きしめる事しか出来ない…
なぁ、いつか……いつかは昼寝のとき以外で、こうやって抱きしめる事が出来る日が来るだろうか?
それまでは昼寝の良きパートナーとして側にいさせてくれ。
そして、悟浄も名無しの温もりを感じながら一時の眠りに落ちていった。
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