28話 指定場所
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浄「おぉい、八戒帰ったぞ~」
悟浄は荷物を机の上に置くと、来ていたジャケットを脱いで椅子にかけた。
「あ、悟浄お帰りなさい!」
浄「お?名無しちゃん来てたんだ?♪いらっしゃい」
「お邪魔してますv」
八「おやぁ?もう帰って来ちゃったんですか?
暫く帰ってこなくてよかったんですが」
浄「へっ!オメェと名無しちゃんを二人っきりにさせっかよ!
……つーか、今日の買い物もワザと仕組みやがったな?#」
八「何の事かさっぱり分かりませんね」
八戒は先ほど悟浄が買って来た物を冷蔵庫に入れる為に、キッチンへと姿を消した。
「今日は悟浄がいないとおもって、ちょっと諦めてた」
浄「そんなに俺の事待ってたんだ?♪」
「うん。……だって」
名無しは再びちらっと時計を見た。
時刻は15時を少し過ぎており、それに気付いた悟浄も「あぁ、そう言う事か」と理解して頭を撫でた。
「そういや恒例のお昼ねタイムだったな」
名無しは悟浄の家に来ると、15時には必ずお昼ねをしていた。
それが始まったのは半年前、その日も悟浄の家に遊びに来ていた名無しは本を読みすぎて、疲れて寝てしまった。
温もりを感じつつ目が覚めたら、自分を抱きしめるようにして悟浄も寝ており、初めのうちは驚いたが名無しにとっては正直嫌ではなかった。
それからというものの悟浄の家でのお昼寝が日課のようになり、最初一緒に寝る事に反対していた八戒も、今では許している。
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