28話 指定場所
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「八戒重くない?/////」
八「そんな事あるわけ無いじゃないですか」
八戒の顔が急に近くなり、驚いた名無しは顔を赤らめた。
いつも優しいお兄さん的存在の八戒はとても大好きで、ちょっとの我が侭をいっても、いつもニコニコしてきいてくれる彼に名無しは甘えていた。
しかし八戒だけに関わわず、悟浄も三蔵も名無しに対しては本当に甘かった。
八「名無しに聞いても良いですか?」
「え?なに?」
八「名無しには好きな人って居るんですか?」
「私の好きな人?//////」
八戒の突然の質問に顔を赤くした名無しは少し俯いてしまい、その反応さえも可愛いと思った八戒は、もっと意地悪をしたいと思ってしまった。
八「そうですね……例えば
いつでも名無しの笑顔を見つめていたい……独り占めしたい……このまま手放したくないっと常に思っている僕とか」
八戒は優しい笑みを浮かべながらそっと彼女の頬に手をそえた。
「…っ//////…あ、…え~~っと//////…私//////」
あ、少々虐めすぎてしまいましたね。
でもそんな顔を他の人たちに見せたくないという気持ちは、僕の我が侭なんでしょうか?
八「なんちゃって♪驚きましたか?」
「ふぇ?//////」
八「クスっ…すみません。虐めちゃいました」
「八戒!//////からかわないでよ!」
あぁ、僕って本当に嘘つきですよね。
こんなにも名無しの事が好きなのに、どうする事も出来ない自分が腹立たしいですよ。
ってそうこうしている内に悟浄も戻ってくる時間ですね
そう思ったと同時に、悟浄が両手いっぱいに買い物袋を抱えて帰って来た。
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