28話 指定場所
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ある日の休日、名無しは悟浄と八戒の家に遊びに来ていた。
普段は三蔵のいる慶雲院に住んでいるが、八戒や悟浄達が顔を出すたびに名無しとも仲良くなっていた。
名無しは誰とでも仲良くなる人なつっこさがあり、彼らとも直に仲良くなる事が出来た。
そしてそんな彼らも名無しの事が大好きで、必ず彼女の隣には誰かが居る事が多かった。
八「八戒♪この本借りても良いかな?」
名無しは本棚から一冊の本を取り出し、それを八戒に見せた。
八戒が持っている本は難しいのから、ストーリーの本といった様々な物が沢山置いてあり、名無しにはお気に入りの本が沢山あった。
八「えぇ、かまいませんよ
今、珈琲を入れてきますから待っててください」
「ありがとう!」
八戒は名無しの頭を優しく撫でると、キッチンに向かった。
八「その本読むの3度目ですよね?好きなんですか?」
少しして戻って来た八戒は淹れたての珈琲を名無しに渡した。
「うん、大好き♪この話は本当に面白いし、何度読んでも飽きないんだv
あ、そう言えば今日は悟浄居ないの?」
八「悟浄でしたら、今用があって出てますよ。
まぁ、ついでにお使いも頼んでいるんです」
「そっかぁ、じゃあ暫くは戻ってこないね?」
名無しはちらちらと時計を見ると、時刻は14時を回っており、八戒は時計を気にする名無しを見てクスリっと笑うと再び頭を撫でた。
八「時間になったらちゃんと戻ってきますよ。
だからその間僕の話し相手をしてください♪
悟浄ばかりズルイですからね」
八戒は軽々名無しを抱きかかえると、自分の膝の上に彼女を座らせた。
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