24話 桜ドロップ
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春の日差しがとても気持ちよくて外には華やかでとても美しい満開の桜が咲き誇っていた。
時折風が吹くたびにチラチラと舞い散る桜の花弁は、空中を舞いながら地面を淡いピンク色に染めていった。
八「ここの宿に決めて正解でしたね。
部屋の前には桜もありますからとても綺麗ですよ」
空「本当に綺麗だよなぁ♪
……あ!俺夏美と一緒に桜を見てくる!♪
確か此処のおばちゃんが桜の綺麗な場所があるって言ってたよな?」
八「そういえばさっきフロントでそんなこと言ってましたね。」
空「じゃあ俺早速行ってくる!」
八「遅くならないように帰ってくるんですよ?」
元気に部屋を飛び出していった悟空は隣の一人部屋にいる最愛の彼女の所に行くと、桜のことについて話した。
「本当!?v
勿論いくいく!!♪」
花の中でも桜が一番のお気に入りで、悟空からそのことを聞いた夏美は満面の笑みを浮かべながら行くと言い出し二人は宿を出て、一番桜が綺麗と言われている場所に向かう事にした。
「こうやって二人で出かけるのも久々だよねv」
空「そうだよなぁ。暫く野宿が続いたり、雨が多かったりもしたからなぁι…でも今日は天気も良いしのんびりしようぜ♪」
宿をでて15分後悟空と夏美は小高い丘の上まで来ると周りには草原が広がっており、何本かの満開の大きな桜が二人を出迎えた。
それを見た二人は余りの美しい桜に魅了され、目をさらに大きく見開いた。
「すごーーいvv
町外れにこんなに綺麗な場所があったなんて♪」
空「宿のおばちゃんが言ってたんだ/////
だから今日は夏美と二人っきりで行きたかったんだ//////」
夏美は悟空の言葉を聞くと満面の笑みを浮かべながら振り向くと嬉しそうに「有難う」と答えた。
それから一本の大きな桜の木に寄りかかりながら座っていた。
「こんな時間が何時までも続いて欲しいと思う私って我侭なのかな?」
空「んなことねーよ。
生きている限り何度でも我侭は言って良いんだよ
…俺だって、ずっと夏美とこうしていたいって思ってる…
俺の居場所は夏美だから」
「っ//////…そ、それなら私の居場所だって悟空だよ/////」
そして悟空は彼女の頬にそっと手を添えると、優しく自分の唇を夏美の唇に重ねてきた。
初めは触れるようなキスだったが徐々に深いものへと変わっていき、苦しくなった夏美は小さく口を開けた。
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