第20話 俺の初恋
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昴流は後ろのほうで何か言っていたみたいだけど、俺は立ち止まることも見向きもせずにただひたすら腕を引っ張って歩いた。
そして暫くして着いた先は一面に広がる花畑だった。
「す…ごい」
少し息切れ気味の昴流は俺に何か言いたそうだったみたいだけど、一面の花畑を見たらその言葉すらもいい忘れているようだった。
空「俺…馬鹿でガキだから、悟浄見たいに口説くことも、三蔵みたいにクールにすることも、八戒みたいに気の利いた台詞は言えねーけど…!
…けど……昴流に「自分らしく」って言われて、分かったんだ//////」
「ご…くう?」
どうしよう…俺
今、最高に顔紅い。
心臓だって五月蝿いぐらいにバクバク言ってるし。
声だって震えてる……
でも……
でも……
この気持ちだけはどうしても伝えたい!
伝えないと、後悔しそうだから!
空「俺……昴流が好きだ!」
「え…?」
空「いつも昴流の姿を目で追いかけてた
……元気な顔、明るい声、太陽の様な表情
……俺はそんな昴流に引かれていった。
……でも…でも…俺、人を好きになったことないからどうしたらいいのか分からなくて……だから…その」
「良かった♪」
空「へ?」
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