1話 逃走
幸恵
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空「暇だなぁ~」
「暇だねぇ…」
とある村で足止めしていた三蔵一行は、これといって特にすることもなく、妖怪の襲撃もなかったので皆はそれぞれ暇を持て余すことが出来なかった。
八「こうも何もすることが無いと暇ですねぇ」
浄「何か面白れぇ事ないのかよ」
三「…フン」
宿の部屋は一人1部屋ずつ取ることができ、今は三蔵の部屋に皆が集まっていた。
5人は本当に何もすることがなく幸恵と悟空はベッドの上でゴロゴロして、八戒は珈琲をいれ、悟浄と三蔵はタバコを吹かしていた。
その時部屋が突然光りに包み込まれた。
「よぉ♪お前達久しぶりだな」
((((出た(ましたね))))
「あっ、菩薩!今日はどうしたの?」
幸恵はデッドから降り菩薩のところに駆け寄ると何やら綺麗にラッピングされた箱を取り出し幸恵のそれを渡した。
「これをお前にプレゼントだ!
有り難く受け取れよ」
うっわーι
メッチャ偉そうな態度
幸恵はそれを受け取ると箱の中身を確かめてみた。
「うわ~♪可愛い!!
見てみて、メイド服だよ」
菩「可愛いだろ?
確かお前の世界の服だったよな?」
「うん♪私こういうの一度着てみたかったんだv
有難う菩薩!」
「気に入ったんなら別に問題はねぇよ♪
じゃ、俺はかえるぜ」
菩薩はそれを言い残すとまた光りに包まれて天界に帰っていった。
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