第20話 助けた人は…
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「おい…あの化け物は一体…
それに貴様は何者だ…」
背後から先ほどの男が声をかけてきたので視線を向けると、そこにはこの世界では珍しい金糸の髪に赤い瞳が特徴的な顔立ちの良い男がいた。
ーー赤い瞳に…金糸の髪…
「聞いているのか?」
「ぁ…あぁ…危険な目に遭わせてしまって悪かったわね
でも怪我が無くてよかったわ
私は朽木鏡花よ
あれは虚と言って人間等の霊が変質して生まれる怪物なの…。
まぁ分かりやすく言えば悪霊ね」
「悪霊だと?」
「良かったら貴方の名前も教えてくれる?」
風「……風間千景だ」
「風間さんね
…一つ聞かせてくれるかな?」
風「ーー何だ」
「貴方は……人間じゃないわよね?」
風「…っ
…何故そう思う」
「貴方は私に聞いたわよね?
貴様は何者か…ってーー
私は死神だから貴方が持っている霊圧で人間かそうじゃないかぐらい分かるのよ」
風「ーー死神?」
「それに…私の近くにもいるのよ…
風間さんのように人間に見えて人間じゃない
その娘とも始めてあったときに人間じゃないって思ってたんだけど…それが何なのか未だに分からなくてね
でもまぁ話したくない様な感じだったから聞いてないんだけどね」
風「俺と同じ奴だと?
貴様…もしや今新選組と一緒にいるのか?」
「えぇ、そうよ
訳あって今一緒に住まわせてもらっているけどね」
それを聞いた風間は小さく肩を振るわせながら笑みを零した。
風「クククっ…そうか
それなら話しは早い。
また近々顔を会わせる事になるだろう
そのとき答えを教えてやる」
そういい残し風間はその場から姿を消した。
END