第3話 今日からお世話になります
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近「歳!一体何があったんだ!?」
斎「局長、詳しい話しは後です
先ずは副長達の手当をしなければ」
山「何処かの浪士にやられたのですか?
ーーん?貴方は?」
屯所へと戻ってきた重傷の土方を見て近藤と山南は驚いていると、彼等と一緒に居た死神を見て山南は彼女に声を掛けた。
「夜分遅くにすみません
今は貴方達の仲間を助けるのが先です。
詳しい話しは後でちゃんとさせて頂きますよ。」
死神は近藤と山南にペコリと頭を下げて彼等の後を着いて行くと、大広間に三人分の布団を敷いて土方と新八と平助を寝かせた。
原「本当に治してくれるんだろうな?」
「心配しなくても大丈夫」
そう言って死神は鞘から刀を引き抜くと、同時に斎藤と沖田も刀を引き抜き彼女の首元に切っ先を突き付けた。
沖「刀なんか抜いてどういうつもり?」
斎「貴様…やはり初めっからそのつもりだったのか」
「……はぁ∪
これじゃあ邪魔で治療もできないじゃない
縛道の一 ”塞”!」
”ビキンッ!”
沖「っ!」
斎「っ!」
死神は沖田と斎藤に鬼道を掛けて大人しくさせると、彼等の身体は床に倒れ込み、まるで何かに身体を縛り付けられているかのように動けなくなってしまった。
千「斎藤さん!沖田さん!」
「心配しなくても大丈夫
お願いだから少しの間大人しくしててね」
小さく溜め息をついた後、死神は再び刀を構えた。
「駆け巡れ…雪月風花
春の花…春花秋月」
始解をした後、彼女が持っていた刀は白哉の刀のように鍔の部分から上の刃のが消えると、変わりに沢山の色取り取りの花びらが土方、新八、平助の身体を優しく包み込んだ。
近「…こ…これは…」
千「…凄く…綺麗…」
「この花には癒しの能力があるの
だからどんなに傷を負っていてもすぐに治るわ」
原「こんな…こと…
まるで夢を見ている見ているみてぇだ」
それから少しして死神は刀を鞘に収めると、先ほどまで死にそうだった土方の身体はすっかり元通りになり、平助や新八の首も以前と変わらない状態に戻っていた。
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