第18話 捕まらない、捕まれない
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その頃原田の部屋にやってきた鏡花は何故か傷の手当をしている最中だった。
「左之さん∪
私仕事の手伝いに来たはずなのに、何で傷の手当をしてるのかしら?」
原「ははっ悪ぃな
さっきまで総司と手合わせをしててな
ちぃっと手元が狂っちまってよ」
木刀ではなく真剣を使用してでの手合わせだっただめ、いつものように打ち身や擦り傷ではなく、頬や腕が少し切れており血が赤いラインを所々に作っていた。
「そもそも手合わせて真剣を使うなんて∪
もしも大怪我したらどうするのよ∪」
原「怪我は男の勲章って言うだろ?♪
これぐらいじゃ大丈夫だって」
「今日はたまたま運が良かっただけかもしれないでしょ?
それに左之さんって綺麗な顔してるんだから顔に傷が残ったら世の女性達が泣いちゃうわよ」
鏡花は消毒液を彼の頬に付け血を拭き取っていくと、原田は消毒している彼女の手を自分の大きな手で包み込み、真剣な眼差しで鏡花を見つめた。
「っ…さ、左之さん?」
私なにか起こらせる様な事言っちゃったかな?∪
原「鏡花は泣いてくれるかい?」
「…え…?」
原「もし…俺の顔に傷がついたら…鏡花も泣いてくれるかい?」
「っ…えっと…/////
し、心配はするかな?∪/////
ほら!私この世の人間じゃないし、寧ろ死神だし!∪」
原「鏡花は確かに死神かもしれねぇが、今はこの世界の人間だ
それなら俺は鏡花だけに泣いてほしい」
「っ!/////」
原「なんてな」
「…え∪」
原「俺は男だから、そもそも綺麗と言われてもあまり嬉しくねぇよ
それに綺麗ってのは鏡花見たいな女に言う事だろ♪」
はははっと笑いながら少しポカンとしている鏡花の頭を撫でて笑っていると、鏡花は「左之さんなんて知らない!/////」と言って救急箱を持って部屋を出て行ってしまった。
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