第18話 捕まらない、捕まれない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【ーーもう少し…このままでいさせてくれ】
あのとき…土方さんはーー。
何であんな事を…
「…はぁ〜…」
次の日、鏡花は新八の部屋で仕事の手伝いをしていると溜め息が漏れてしまい、それを聞いていた新八は彼女に声をかけてきた。
永「溜め息なんかついてどうかしたのかい?」
「え…ぁ…ごめんなさい∪
ただちょっと考え事をしていただけだから」
永「それなら良いけどよ
頼りねぇかもしれないが、俺で良かったら話しぐらいいつでも聞くからな」
新八は鏡花ニカッと笑みを浮かべ優しく彼女の頭を撫でると、新八の指の間からサラサラの髪が滑り落ちていった。
やっ、やべぇ/////
鏡花ちゃんの髪…すげぇサラサラしてる/////
「ありがとう新八さん
本当にどうでも良い事を考えていただけだから
ーーでも何かあったら…その時は話しを聞いてくれると嬉しいわ♪」
永「っ…//////
も、勿論聞くに決まってるじゃねぇか!/////」
「クスっ…新八さんは優しいね
ーーあ、この書類所々間違っていたから訂正しておいたわよ」
鏡花は先ほどまで筆を走らせていた書類を新八に渡した。
永「おぉー!マジで助かったぜ♪
恩に着るぜ!」
「このくらいお安い御用よ
じゃあ私は次左之さんの手伝いがあるから
これはちゃんと土方さんに渡しておいてね」
永「あ〜…鏡花ちゃん、ついでを押し付けるようで悪ぃんだけどさ∪
左之の部屋に行くなら、この書類土方さんに渡しておいてくれねぇか?」
「……はい?」
鏡花が新八の部屋から出て行こうとしたそのとき、新八は書類の受け渡しを彼女に頼んできたので、鏡花はニッコリとした笑顔で再度聞き直した。
.