第17話 芸妓
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その日の夜、過激派浪士達の密会に潜入する為に鏡花と千鶴は土方、原田、沖田、斎藤と島原へと来ていた。
平助と新八は「俺達も島原へ行く!」や「鏡花の芸妓姿が見たい!」などと駄々をこねていたが、土方は「目的はそこじゃねぇ!#」と二人を一喝して別の任務へと行かせた。
通い慣れた足取りで新選組と千鶴は顔馴染みとなっている座敷へ向かうと、そこにはとても美しくキリッとした眉と目、そして色香が漂う女性が一人彼等を出迎えた。
君「皆はんお久しぶりどすなぁ」
千「君菊さんお久しぶりです」
土「今日は頼みがあって来た」
土方は顔を合わせるや否や無駄話を避け本題を君菊に話しをしていると、その間鏡花は彼女を見た瞬間、千鶴と似た様な霊圧を感じていた。
ーーこの人も人間じゃない?
霊圧が千鶴ちゃんと同じ…
虚みたいだわ…
鏡花は土方と千鶴の後ろから芸妓の様子をうかがっていると、その視線に気づいた君菊は鏡花に向かって小さく微笑みかけた。
君「見ない顔どすな
しかもえろ別嬪さんやおまへんか?」
「…はじめまして
私は今訳あって新選組でお世話になっています。
朽木 鏡花です」
君「うちは君菊にございます。
土方はん…今回は千鶴はんだけやなく鏡花はんもどすか?」
土「あぁ、千鶴同様にこいつも頼む」
「千鶴ちゃんの芸妓姿なら見応えあるけど、私がやってもねぇ」
沖「そんな事ないと思うよ
着物を着た鏡花ちゃんって結構綺麗だしね」
原「千鶴も前に芸妓の格好をした時はすげぇ綺麗だったが、今回は鏡花の芸妓姿楽しみにしてるんだぜ」
君「フフっ…そないに期待されてはるなら、うちも気合いを入れなあきまへんなぁ」
土「じゃあ頼んだぞ」
そういうと鏡花と千鶴は君菊によって別室へ連れて行かれた。
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