第16話 潜入調査
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【土方Side】
今回島原の件は近藤さんや山南さんと話しをした結果朽木と千鶴に密偵を任せる事にした。
原「っ!
ちょっと待ってくれ土方さん!
この任務を鏡花と千鶴に任せるのは俺は反対だ。
いくら何でも危険すぎる!」
だろうな…。
反対意見が出る事は分かりきっていた。
…朽木に関しては問題ないと思ていたが、それでも女だ。
こんな危険な任務に行かせる事はできねぇってことぐらい俺だって分かっていた。
原田達の気持ちも分かってる…。
だから俺は少しでも二人に危険が及ばねぇようにと山崎を護衛につかせようとした。
それなら俺を含め、此処にいる全員が安心するだろうって思ったから…。
だが朽木は違った…。
「島原の件…私は特に異論はないけど今回私達に護衛なんて必要ないですよ」
土「何言ってやがる!」
「変に人員を増やすとかえって危険なのよ
密偵だけならこちらが真選組だとバレない限り危険が及ぶ事はないわ
それに万が一千鶴ちゃんに危険が及ぶなら、その時は私が守ってやればいいだけの事よ」
土「…っ」
朽木は確かにここの皆が認めるほど強いし、護衛をつけるほどでもないと思っている…。
……それでも女であるという自覚を持ってほしいし、少しぐらいは俺に…俺達に頼ってほしいと思っちまうんだ。
だが朽木も隊長という立場上そうなのか分からねぇが、弱いところを見せようとはしねぇ
どんな時でも堂々として…。
誰にでも分け隔てなく接していて…。
だからだろうか…。
俺は…日に日にアイツから眼が離せなくなっちまっている。
死神と名乗る…朽木鏡花に…。
END