第15話 ネコ騒動
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土「あの野郎!#
今日という今日はぜってぇ許さねぇ!##」
原「まぁまぁ土方さん落ち着けって」
土「これが落ち着いていられっか!!
アイツだけは何が何でも捕まえてやる!##」
「皆こんなところで何やってるの?
ーーっていうか土方さんは何を怒ってるの?」
千「鏡花さん!」
平「あ、鏡花良いところに来てくれた!
アイツを何とかしてくれねぇか?∪」
「アイツって?」
千「えっと猫の事なんです∪」
「猫?」
千鶴に「あの木の一番上にいるんです」と言われ指をさす方に視線を向けると、大きな木の上には茶トラ柄の猫の姿があった。
「え?もしかして猫一匹を大の大人が数人で追いかけ回しているの?∪」
永「まぁ傍から見りゃあ猫一匹に何やってんだって話しだがよ
あの猫には俺達みんな頭を悩ませてんだ∪」
沖「あの猫は此処最近屯所に現れるようになってね
僕達の食材を盗んでいったり、障子や大事な書類を破っていったりで手が付けられないんだよ」
千「それで今日は土方さんの部屋に置いてあった花瓶を割ったり部屋の中をメチャクチャにしたんです∪」
沖「それだけじゃなく土方さんの大切な豊玉発句集まで持っていっちゃったんだよね」
「ほうぎょく…?
何それ?」
沖「豊玉発句集
土方さんがとても大事にしている俳句の事だよ♪
ほら今あの猫が咥えているのがそうだよ」
鏡花は再び猫に視線を向けると、そこには確かに一冊の本らしき物を咥えていた。
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