第14話 力の差
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沖「鏡花ちゃん避けたり受け止めてばかりいないで本気で攻撃してきてよ!」
”パァンっ!”
”バィッ!”
「いいの?
私が本気を出せば一瞬で終わってしまうけど」
沖「僕の事バカにしてる?
そんなのやってみないと分からないでしょ!!」
”パシンッ!”
”バンッ!”
なかなか攻撃をしてこない鏡花に対して総司は少々苛立ちを覚えると、鏡花は「仕方ないなぁ」と小さく溜め息をついて一気に霊圧を上げた。
”ドンッ!!”
沖「Σっ!!」
ーーこ、この感じ…昨日鏡花ちゃんが虚と戦った時にも…
沖「…ハァッ…ハァッ…っ!」
「本気で攻撃をしてこいと言ってのは総司君だからね
…言ったからには私も本気を出させてもらうよ」
”パァンっ!!”
沖「グッ」
鏡花は沖田の首を狙うかのように竹刀を横に一振りしてくると、少し反応に遅れた沖田だったがギリギリのところで受け止めた。
しかし、彼女の重い霊圧の所為もあり額からは冷や汗が流れ落ち、息は乱れ、身体も押しつぶされそうなほどだったため、沖田の身体は先ほどに比べて思うように動かす事が出来なかった。
「…この竹刀は真剣だと思いなさい」
”パシィっ!!”
”ガンッ!”
「真剣相手にそんな乱れた息づかいや動きで勝てるの思っているの?」
沖「っ…ハァッ…」
動きが早すぎる…。
これが死神の力なの?
今まで僕は必死に鍛錬をしてきた。
近藤さんの為に…真選組の為に…
今よりもっともと強くなって…守っていくんだって思ってた…。
それなのに…手合わせ程度で僕が負けるなんて…
ーーそんなの…
沖「そんな事が許されるわけない!!!
はぁあああ!!!」
沖田は鏡花の攻撃を受け止めそれを弾き返すと、グッと歯を食いしばり、竹刀を握りしめていた手に力をいれると鏡花に再び攻撃をした。
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