第14話 力の差
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「鏡花さん!頑張ってください!」
「応援してます!!v」
「沖田隊長なんかやっつけちゃってください!♪」
昨日の虚との一件もあり、彼女の戦いを見た者達は鏡花の姿に惚れ込み、それからというものの隊士達の中で彼女の人気は急上昇していた。
沖「鏡花ちゃん人気だね」
「クスっ、隊士達に慕われるのは悪くないわ
さて総司…どこからでもかかってきていいわよ
条件として鬼道は使わないようにして上げるから」
沖「…そんな事言ってられるのも今のうちだよ
あとで降参なんて言ったら駄目だからね」
「…私は零番隊隊長だよ?
人間如きの動きが読めなくてどうする
ーー御託はいいからさっさと来なさい」
竹刀を構えている総司に対して、鏡花は竹刀を構える事無く涼しい表情を浮かべていると、真剣な顔つきになった沖田は大きく一歩を踏み出し鏡花に攻撃を仕掛けてきた。
沖「はぁあ!」
”パシィっ!”
沖「っ!」
「竹刀を振り下ろすのは早いが、私にとっては全然遅すぎる」
沖田は素早く竹刀を振り下ろしたはずだったが、その攻撃は意図も簡単に鏡花の竹刀によって受け止められてしまった。
沖「僕の最初の一撃を受け止めるなんて流石鏡花ちゃんだね」
それから総司は彼女が攻撃を仕掛けてくる前に次々と得意の技で竹刀を降り続けたが、鏡花は表情一つ変える事無く避けたり受け止めたりして彼の攻撃のクセを見ていた。
平「す…すげぇ…∪
総司の攻撃が全然当たらないなんて」
原「これが死神と人間の力の差って事なのか?」
千「あ、もう始まっていたんですね」
鏡花と総司の手合わせが始まってから少しした頃、道場にやってきた千鶴は平助達に声をかけた。
平「よぉ、千鶴!
今すげぇところなんだぜ!」
永「総司は本気だが、鏡花ちゃんはまだ余裕ってところだな」
斎「朽木の動きは俺達が真似出来ないほど隙がないな」
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