第14話 力の差
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平「鏡花〜!」
「ん?…あぁ平助、左之さんと新八さんも」
平「総司から聞いたぜ!
これから手合わせをするんだろ?」
「うん、昨日約束をしていたからね」
永「今死神なんだろ?
そんな格好で動きづらくねぇか?」
「フフっ、私は寧ろこっちの方が動きやすいよ
それに折角左之さんに選んでもらった着物が汚れてもいけないしね」
原「っ/////」
鏡花は原田に向かってニコッと笑みを浮かべると、少し頬を赤く染めた原田も小さく照れ笑いを浮かべていた。
「それで?
平助達もこれから道場に行くの?」
平「当たり前じゃねぇか!♪
あの化け物と戦っている時の鏡花は見たけど、人と戦う姿の鏡花は見た事ねぇからな」
原「どんな風に手合わせするのか興味があってな
それに相手は総司だろ?
結構な見物だと思ってな」
「総司君ってそんなに強いの?」
永「強ぇぜ!
剣術で総司の右に出るものはいないと思う!」
平「そう言えば一君も総司と同じぐらい強ぇよな!」
「へ〜…なら尚更楽しみになってきたわ」
彼等と話しをしながら道場にやってくると、そこには隊士達と一緒に竹刀を振っている総司と斎藤の姿があり、辺りには竹刀同士が打つかり合う音が反響していた。
鏡花はそんな彼等を遠くで見学しながら沖田と斎藤の剣術の腕前をリサーチしていた。
動きに無駄は無い。
相手に隙を見せず直ぐに距離を詰めてくる…。
…でも…それでも所々動きが鈍くなる瞬間が…
沖「鏡花ちゃんやっと来てくれたんだ」
斎「総司と手合わせをするのだろう?
大丈夫なのか?」
「うん、私は大丈夫
それに総司との手合わせは昨日約束をしていた事だから」
沖「先ずは肩ならしに一君と手合わせをしてたんだけど」
「フフっ、それなら手加減なんてしなくてもよさそうね」
沖「勿論だよ
それに手加減なんてしたら許さないからね」
鏡花は沖田から竹刀を受け取ると、先ほどまで稽古をしていた隊士達は二人の手合わせが見れると興奮しており、どちらが勝つか賭けをするものもいた。
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