第2話 その正体
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沖「…な…何なの…あれ…」
斎「っ…あれは…いったい」
彼等は自分たちの目の前にいる虚から目を逸らす事ができずただ驚いていると、虚はニヤっと不適な笑みを浮かべて言葉を発した。
『ククク…美味ソウダ…美味ソウダ
オ前ラ…イイ匂イガスルナ
俺ニ…黙ッテ食ワレロ』
平「な…何…言ってんだ…コイツ…」
『先ズハ…オ前カラダ!!』
”ガっ!”
平「Σガハッ!!」
虚は一本の触手を素早く平助に向かって伸ばすと、それに反応が遅れた平助の首に触手を巻き付け首を締めはじめた。
千「平助君!!」
土「クソっ!平助を離しやがれ!!」
土方はその触手に向かって刀を振り下ろした。
しかし思った以上にその触手はとても堅く、振り下ろした刀は簡単に弾かれてしまい虚は土方の身体を弾き飛ばした。
『オ前邪魔ダ』
”ドォンっ!!”
土「グハァッ!」
「「「「「土方さん!!」」」」」
永「この化け物!!」
『無駄ダ』
”ギュッ”
永「グッ!」
千「永倉さん!!」
土方に変わって新八がすぐさま攻撃を仕掛けたが、今度は伸びてきた触手が彼の首を思いっきり締め上げだした。
『オ前カ?…オ前ガ先ニ…俺ニ食ワレルノカ?
ククク…オ前モ…ナカナカ美味ソウダ!』
原「止めろ!新八を離しやがれ!!」
”グググ”
永「グッ…ガぁっ…はぁ…ぁあ!」
触手の力はどんどん強くなり、新八の首を徐々に締め上げていった。
原「やめろぉぉ!!」
千「お願い!!やめてぇえええ!!!」
千鶴の声が辺りに木霊した。
ーーその時…。
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