第13話 兄と似ている貴方
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土「兄だと?」
「うん…
その兄も尸魂界では六番隊隊長をしててね。
とてもかっこよくて優しくて…強くて…でも時には厳しくて…尊敬しているわ
そんな兄のようになりたくて…
…だから土方さんに言っている事は、自分に対して言っている事と同じなのかもしれないわ
それに土方さんって少し私の兄に似ているところがあるから」
土「…そうか…なら鏡花にとって俺は兄貴の様な存在だと言う事か?」
何故だ?
鏡花が尊敬している兄貴なら、自分と似ていると言われても悪い気はしねぇはずだが…。
ーーでも何故か…あまり嬉しいと心から思えなかった。
土方は身体を起こし鏡花と向かい合わせに座り直すと、その深紫の瞳が彼女の姿を捕らえた。
「……クスっ」
土「何が可笑しい?」
「土方さんは兄に似ているところはあるけど、兄の様な存在としては見れないよ
土方さんに比べて兄の方が全然優しいもん♪
それに…土方さんは土方さんだからね
他の誰でもないわ
兄は確かに優しいけど、土方さんも土方さんなりの優しさがある事は分かっているから
時に厳しく時に優しく!
私はそんな土方さん好きよ」
土「Σなっ!//////」
「じゃあ私はそろそろ部屋に戻るわね
明日は総司と手合わせの約束もあるし…。
じゃあおやすみなさい」
鏡花はニコッと笑って部屋を出て行くと、未だ顔を真っ赤にした土方は机の上に置かれていた湯飲みを手にすると、冷めきったお茶をグイッと飲み干した。
ーーあいつ…/////
急に変な事言ってんじゃねぇよ//////
END