第13話 兄と似ている貴方
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土「…なんだ?」
「金平糖だよ
今日買っていたの。
さっきも言ったように目の下にクマが出来ているよ
これでも少し食べて今夜はゆっくり寝た方がいいわ」
土「さっきも言ったが、俺もやる事が多いんだ
休んでなんか「はいはい、子供みたいな事言わないの
それに皆が心配している事は事実なんだから…
副長という立場上仕方ないのかもしれないけど、時には誰かに甘えてみるのもいいかもしれないよ」
鏡花はそう言って優しく微笑むと、その姿に土方の胸は再びドキッと反応を示した。
土「ーーなら…そうさせてもらおうか」
「…え?」
土方は持っていた書類を机の上に置き鏡花の隣に腰を下ろし、そのまま彼女の太ももに頭を乗せ膝枕をすると、突然の事に驚いた鏡花は顔を真っ赤にさせていた。
「ちょっ、土方さん!?/////
何をして!」
土「誰かに甘えてみろと言ったのは朽木の方だぞ」
「そりゃぁそうだけど/////」
土「それに俺は疲れているんだ
少しの間…このままでいても罰は当たらねぇだろう」
「仕方ないなぁ
少しの間だけだからね」
少しばかり赤い顔で苦笑いを浮かべた鏡花は、彼の頭にそっと触れ優しく頭を撫でると、サラサラとした髪の毛が彼女の品やかな指をすり抜けていった。
土「朽木」
「ん?何?」
土「お前…普段と仕事の時と戦いのとき…口調が変わるんだな?」
「あ〜…それ尸魂界でも言われた事あるよ
今、こうやって話しをしているのは普段の私なんだけど、仕事のときや戦いのときは隊長という立場上ちゃんとしなきゃって思っちゃってね
隊士達の命を預かっている以上…こんな腑抜けじゃ駄目でしょ?」
土「フッ…人の事を言えた義理か」
「まぁ、確かにそうなんだけどね
だから尚更土方さんに言っちゃったんだと思うの
…私には兄がいるの」
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