第12話 彼女は何処に…
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鏡花は苦笑いを浮かべながら「ごめんごめん」と謝っていると、千鶴は全身の力が抜け落ちたかのようにへなへなとその場に座り込んでしまった。
それを見た鏡花はビックリして彼女の元へ駆け寄った。
「Σち、千鶴ちゃん!?
どどどうしたの!?
何処か気分悪いの!?誰かに何かされたの!?」
千「ち、違うんです!∪
ただ鏡花さんが戻ってきてくれた事に本当に安心して
土方さんから、鏡花さんが自分の世界に帰ったという事を聞いてとても淋しくて悲しくて…このまま鏡花さんに会えなくなってしまうんじゃないかと思うと…自分でもどうしたらいいのか分からなくなてしまって…」
「…千鶴ちゃん」
千「でもこうやって戻ってきてくれてとても安心しました!
鏡花さんはこれからも此処にいてくれるんですよね?」
千鶴の目に薄ら涙が溜まっており、その潤んだ瞳で見つめられた鏡花は可愛らしい彼女に我慢が出来ず思いっきり抱きしめた。
「勿論よ!!/////
可愛い可愛い千鶴ちゃんの為ならいつまででもここにいるわぁああ〜〜!!//////
っていうかもう尸魂界には帰りたくなくなっちゃうじゃないのぉ!/////」
「鏡花…さ…ん!/////
む…胸っ…く…くるし∪」
斎「朽木/////
…いい加減話してやらないと雪村が死ぬぞ」
「きゃぁーー!!
千鶴ちゃんゴメン!!∪」
沖「千鶴ちゃんばっかり狡いなぁ
鏡花ちゃん僕にも抱きしめさせて♪」
土・斎・原・永「それは絶対駄目だ!!」
沖田の発したその言葉に土方、斎藤、原田、新八が逸早く反応するとそれを見ていた近藤は笑い声を上げた。
「近藤さん、山南さん、土方さん、今回は迷惑をおかけしました。
左之さんもゴメンね
これからも迷惑をかけるかもしれませんが改めて宜しくお願いします」
近「そう堅くならなくて大丈夫だ!
それに朽木君は此処を守ってくれたんだからな。
君が守ってくれたように、君の事は俺達が守るから安心してくれると嬉しいよ」
「クスっ、はい♪」
近「よし!
じゃあそろそろ食べるとするか。
折角の夕餉が冷めてしまうからな」
夕食の事を思い出した途端、平助の「腹減った!」の合図でそれぞれが自分たちの場所へと座ると、原田が鏡花の手を掴んで「鏡花はこっち」と言って自分の方へと座らせた。
END