第12話 彼女は何処に…
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千「鏡花さん一体どういう事なんですか!?
土方さんは鏡花さんが自分の世界に帰ったって!」
「私が自分の世界に帰ったのはこの伝令神機の調子が悪かったから直しに戻っていたのよ」
「「「「はぁ!?∪」」」」
千「…え?」
「これで虚襲来の指令を受けているって昨日も話したでしょ?
今日虚が現れた時これの反応が遅れて駆け付けるのが遅くなってしまってね…。
もう少し反応が早ければ隊士達や君たちを守る事が出来たのに、私が不甲斐無いばかりに傷つけてしまった。」
鏡花は少しばかり切な気な表情を浮かべ、平助と新八の方に歩み寄ると、彼等に向かって深々と頭を下げた。
「平助、新八さん…君たちにも言いすぎてしまった事…申し訳なく思っているわ」
平「Σえっ、ちょ、鏡花!?」
永「Σ鏡花ちゃん頭を上げてくれよ!
お、俺達は別に……それに謝らなきゃいけねぇのは俺達の方だよ」
平「俺達の方こそ悪かったよ∪
鏡花が本気で怒ってくれたのは、俺達の事を守ろうとしてくれてたからなんだろ?
なのにあんな言い方しちまって…∪」
「いや、分かってくれただけでも私は嬉しいよ
ありがとう…。
ーー次は私も君たちを危険な目に遭わせたりしないから…だからもう一度此処で守らせてくれないかな?」
鏡花は頭を上げると小さく微笑むと、新八と平助は「勿論だ!」と笑顔で答え、彼等は鏡花と和解する事が出来た。
平「それにしてもよぉ!
土方さんや近藤さんや山南さんはともかく、左之さんも鏡花が帰っていた事知ってたのかよ!?」
原「ん?…まぁ俺も土方さんの部屋に行ってた時に一緒に話しを聞いてたしな」
永「だったら素直に言えば良かったじゃねぇか〜!∪」
「土方さん達は悪くないよ
私が言わないようにお願いをしていたんだから」
沖「何でお願いしていたの?」
「戻るのに急いでいたからね
私がいない時にもしまた虚が現れたら大変でしょ?
それが心配だったのよ
それにーー」
斎「それに何だ?」
「私が帰る理由を土方さんに言付けしたところで、皆にうまく説明なんて出来ないでしょ?
直ぐに戻ってくる予定だったし、私がいない事を聞かれたら「自分の世界に帰ったとだけ伝えておいて」と言ってたの
でも、逆に心配かけてしまったね∪」
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