第11話 本気の優しさ
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平「鏡花!」
永「鏡花ちゃん!」
この虚…攻撃が重い…っ
身体はフィッシュボーンと変わらないが…それよりも力はある…
虚の攻撃を受け止めた彼女の腕にはビリビリと衝撃が走り、鏡花の身体も一瞬吹っ飛ばされそうな感覚に襲われた。
『何故ココニ死神ガイル?』
「…どう言う事?」
『コノ世界ニハ…死神ガイナイト…聞イテイタガ…』
「そう残念だったね
ーーでも此処には私がいるわ」
『ナラ貴様カラ…喰ッテヤル!!』
「破道の四 『白雷』!!」
”ドンっ!!!”
『ギャァァアアアアア!!!』
平「Σ指から雷が出たぁ!?」
「お前達は邪魔だ!!
下がってろ!!」
永「な、何言ってんだよ!
男が女を置いて逃げるなんて出来るわけねぇだろ!?」
平「そうだ!
それに俺達は武士だ!
化け物が怖くて新選組が勤まるかよ!」
「待て!!」
鏡花の制止を振り切って平助と新八は再び刀を握りしめ虚に向かって走り出した。
『喰ウノハ止メダ!!
ココニイル全員殺シテヤルゥ!!!』
「っ!!
縛道の七十三 『倒山晶(とうざんしょう)』!!」
これ以上勝手な行動をさせないようにと、鏡花は平助と新八の二人を逆四角錐の形をした結界に閉じ込めた。
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