第11話 本気の優しさ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
突然の事にただ呆然としている彼等だったが、鏡花はまだ虚は倒れていないと思ったため、再び瞬歩で彼等の前に移動した。
土「Σ鏡花!…お前いったい何処から!?
いや、それよりもさっきの光はーー。」
「そんな事は後!
アイツはまだ死んでない!」
”ドンッ!”
虚にダメージがある内にと鏡花は懐から義魂丸を取り出し飲み込むと、義骸の中から死神化した鏡花が出てきた。
平「なっ!?鏡花が二人!?」
「話しは後だと言っている!!
コハク!千鶴ちゃんを守って!」
『御意』
彼等の近くにいた千鶴の安全確保を優先にした鏡花は、コハクと言う名の仮の魂に彼女を守る様命令すると、義骸はすぐさま千鶴をその場から遠ざけた。
永「よっしゃ!
あの化け物が今動けねぇなら、こっちからぶった切ってやるぜ!
行くぞ!平助!」
平「おぉ!」
鏡花の鬼道で動きが鈍っている虚に対して、新八と平助は刀を握りしめ勢いよく攻めて行った。
土「おい!テメェら待ちやがれ!!」
「おい!!勝手な事を「ヴォォォオオオァアアアアア!!!」
平・永「「Σっ!?」」
無闇に突っ走っていく二人に対して鏡花は止まるよう叫んだが、次の瞬間今まで動きが鈍っていた虚が再び大きな叫び声を発し鎌を振り上げてきた。
原「新八ぃ!!!平助ぇ!!!」
「チッ!」
頭上高く上がった虚の鎌は勢いを弱める事無く平助と新八目掛けて振り下ろすと、鏡花は再び瞬歩で二人の前まで移動し斬魂刀でその攻撃を塞いだ。
”ガィインっ!!”
「ぐぅっ!」
.