第10話 甘い金平糖
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沖「でも鏡花ちゃんが仕事できるなら、僕達も大助かりだね」
「総司君は何かしてほしい仕事はあるの?」
沖「僕は今のところ左之さん見たいに仕事は溜めていないからね
あ、でも僕一度鏡花ちゃんと手合わせをしてみたいな」
「手合わせねぇ」
沖「だって鏡花ちゃん隊長でけっこう強いんでしょ?」
「強いかどうかは分からないよ。
だって尸魂界には強い隊長格は沢山いるからね
でも…まぁ私も身体を鈍らせてしまってはいけないから手合わせぐらいならいいわよ」
沖「ほんと?
じゃあ明日にでも付き合ってくれる?」
「分かったわ
約束ね♪」
沖「ーーあ、そうだ」
「…?」
総司はその後も鏡花と他愛も無い話しをしながら時間を潰していると、総司は何かを思い出したかのように徐に立ち上がりタンスの上段から何かを取り出した。
そして「はい、これ」と言って差し出されたものを彼女は受け取ると、そこには黄色のトンボ玉がついた若草色の髪結い紐があった。
「…え…これ」
鏡花は髪結い紐を見て、その後沖田の方に視線を向けると、彼は微笑みながら鏡花の長い髪にそっと触れた。
沖「これは僕から鏡花ちゃんに…。
今日の巡察の時に鏡花ちゃんに似合いそうだなぁって思ってね
…気に入らなかった?」
「っ…//////」
顔を近づけて微笑む沖田に対して鏡花の胸は一瞬ドキッと動いた。
「ぁ…えっと…とても気に入ったよ/////
私なんかの為にわざわざありがとう」
沖「”なんか”じゃないよ
それに…着物だって本当は僕が選んであげたかったのにさ」
「総司君は巡察だったんだから仕方ないよ」
沖「この色だって左之さんが選んだんでしょ?」
「まぁ、そう言う事になるかもしれないね」
あれ?
もしかして総司君…少し機嫌が悪くなっている?
ーー私何か癇に障るような事したかな?∪
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