第1話 長期任務
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日「総隊長、その虚退治に行くのは何処隊か決まっているのですか?」
山「うむ…今回のこの任務は長期戦になると思っておる
ーーそこでじゃ!
零番隊隊長の朽木に今回行ってもらう」
山本は今回の任務に鏡花の名前を上げると、鏡花は驚きの声を発した。
「Σえぇえ!?
ちょっと待ってくださいよ!
私が行くんですか!?∪」
山「朽木は殿隊長各よりも斬拳走鬼がとても優れておる。
今回行ってもらう世界はいくら現世と言ってもこことは違う場所じゃから、他の者では目的の場所へ到着する前に体力や霊力を消耗してしまう恐れがある
万が一そんな事になってしまえば二度と戻ってはこれん
それに虚に似た霊圧をもつ者の正体も気になるのじゃ…。
ましてや其奴が我等にとって敵か…あるいは味方か判断する事はできんが、虚がその世界を脅かしている以上、その世界の人々も守らねばならん」
「……その任務…私にしかできないという事で宜しいのでしょうか?」
山「無論じゃ
朽木にしか頼めぬ任務じゃ」
ーー私にしかできない…かぁ
鏡花は小さく溜め息をついた後、山本の所まで歩みを進めると彼の前で片膝をついて頭を下げた。
「承知しました。
その任務、護挺十三隊零番隊隊長朽木鏡花が引き受けます。」
山「うむ、頼んだぞ」
こうして鏡花は山本の命により、その日の内から150年前のもう1つの世界へ行く事となった。
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「じゃあ白哉、私はそろそろ行くね
皆もお見送りありがとう」
日「鏡花あまり向こうで無理はするな」
浮「何かあったら伝令神機ですぐに連絡をするんだよ」
京「あぁ〜あ鏡花ちゃんがいない尸魂界なんてつまらないなぁ」
砕「フンッつまらない事を言うな京楽
ーー鏡花、私は夜一様と一緒に鏡花が無事に帰ってくる事を祈っているぞ」
恋「朽木隊長、ルキアには俺がちゃんと伝えておくんで安心してください」
「皆本当にありがとう
無茶はしないし何かあったら必ず連絡はするよ
京楽隊長、戻ってきたらお酒に付き合うのでそれまではこちらでも頑張ってね
恋次、ルキアちゃんの事宜しくね
それと今更だけど私の事鏡花でいいからさ♪
戻ってきた時は名前で呼んでくれると嬉しいよ」
白「ーー鏡花」
「白哉……いえ…兄様
暫く留守にしますが兄様も無理はしないでくださいね」
白「あぁ…分かっておる
私もここで鏡花の帰りを待っている」
「じゃあ今度こそ行ってきます」
鏡花は一匹の地獄蝶を連れ穿界門へと脚を踏み入れると、彼等の姿を背にそのまま先へと進んだ。
END