第1話 長期任務
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「いや、何か白哉変わったなぁって思ってね」
白「私は何も変わらぬ」
「フフっ、まぁそうなんだけどね
…でも、私は昔より今の白哉の方が好きだよ」
白「ーーっ…」
小さく微笑む鏡花を見た白哉は少しばかり驚きの表情を浮かべたあと、愛おしそうにそっと自身の左手で彼女の頬に触れようとした。
しかしその時、一匹の地獄長が二人のものにヒラヒラとやってきた。
《各隊長に伝令。
これより一番隊に集まってください。
山本総隊長より収集ががかかっております。》
「総隊長が?
一体なんだろうね?」
白「ここは恋次に任せて我等は行くぞ」
先ほど彼女に触れようとした手を引き、白哉は鏡花と一緒に一番隊へ行く事にした。
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山「諸君急な招集すなまい」
一番隊に集められた13人の隊長達はお互い向き合うような形で整列しており、鏡花は十三番隊隊長であるの浮竹の隣で山本総隊長の言葉に耳を傾けていた。
山「今回集まってもらったのは他でもない
十二番隊からの報告で尸魂界でも現世でも虚圏でもない別の世界で虚にとても良く似た霊圧反応があったそうじゃ
その霊圧の持ち主が誰かも分からぬ状態で虚や大虚が反応しており、解空でその世界に姿を現しているようじゃ」
浮「先生その虚が出没している世界というのは座軸などは分かっているんですか?」
山「座軸は今十二番隊に調べてもらっている所じゃが…。
涅、分かっている事はあるか?」
涅「ここ最近の虚の反応を調べていくと、現世の時間軸より約150年程前の時代だネ」
砕「150年前だと!?
そもそも虚が過去の時代に行く事なんて有り得ない事だぞ!」
涅「時間軸は確かに150年程前だが、その世界は現世とも違う別の世界。
その世界に虚と似たような霊圧があるせいで時空に歪みが出て、さらに歪みから生じた亀裂にその霊圧が流れ込み、虚達が反応しているんだヨ」
京「ん〜…現世でも尸魂界でも虚圏でも無い世界ねぇ
そんな処があるなんて、どういう所か興味はあるねぇ」
涅「本来なら君らのどこかの隊にその世界への虚退治を…と、思ったのだが何せ場所がこことは違う世界ーー。
隊を引き連れて行ってしまうと時空の歪みが耐えられず、解空に閉じ込められてしまうから、ここは一人誰かが代表として行くしかないネ」
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