第7話 美しく輝く
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原「ここの店なんかどうだい?」
千「ここって確か流行の着物や着物や小物が置いてあるので有名ですよね!?
たしかちょっと高かったんじゃ…」
「そうなの?
私のお金じゃないんだし、そんな高価な物じゃなくそこら辺のでかまわないよ」
原「別にかまわねぇよ
土方さんはこれで着物を買ってこいって言ったんだし
ほら行くぞ」
「ち、ちょっと左之さん!」
他の店でいいと渋る鏡花に対して、原田は彼女の手を掴んで強引に店内に入っていくと、奥から一人の商人が「いらっしゃいませ」と挨拶をしてきた。
原「この娘に似合う着物を見立ててくれねぇか?
出来れば淡い桃色か紅色を基調としてほしいんだが」
「えっと…この娘とはこちらの連れの方の事でしょうか?」
原「…え?」
「左之さん、今の私は霊体で霊力の無い人には姿が見えないって言ったよね?」
原「あぁ…そうだったな∪
えっと…∪」
「薄い桃色か紅色を基調とした着物が良いんだよね?
それなら…」
商人には鏡花のことが見えておらず、原田は少し困っていると、鏡花は原田が希望した着物を探し出した。
「あ、左之さん!
これとこの着物なら良いんじゃないかな?」
鏡花は店の奥に立て掛けられている着物を指差すと、そこには下部の濃いピンクから上部にかけて薄いピンクのグラデーションになった生地に桜の花と桜吹雪が一緒に描かれている着物と、紅色の生地に美しい牡丹の花が描かれている着物があった。
千「原田さん!
あの着物私もとても素敵だと思いますよ!」
鏡花が探し出した着物を見た千鶴も「あれならきっと鏡花さんにも似合います♪」と豪語していたので、原田は店主にその着物をお願いした。
原「それと着物に合う帯と小物を見立ててくれねぇか?」
「分かりました」
選んだ着物を元に店主はそれに似合った帯と下駄、簪(かんざし)や櫛などを選ぶと、原田はそれを全て購入して店を出た。
「ありがとう二人とも
帰ったら早速袖を通してみるわ」
千「フフっ、鏡花さんの着物姿とても楽しみだなぁv」
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