第6話 同じ隊長として
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沖「鏡花ちゃんどんな着物を買うか決めたの?」
「いや、これから決めるんだけどーー」
沖「じゃあ僕が選んであげるよ
お気に入りの呉服屋が近くにあるんだ」
沖田は鏡花の手を掴んでその店に向かおうとしたが、それを阻止しようと原田がもう片方の手を掴んだ。
沖「何?左之さん」
原「総司、そこは男として見過ごせねぇな
それに土方さんは俺達に使いを頼んだんだぜ?
お前は巡察がまだ途中だろうが」
沖「巡察は僕がいなくても一君がいるなら問題ないでしょ
それに今日も平和で特に問題は無いんだから」
斎「総司、貴様がそのような行動をすると言うなら俺は捨て置けん
新選組の隊長ならば最後まで責任を持って隊務を果たすべきだ。」
沖「一君は頭が堅いなぁ
鏡花ちゃんの着物を選ぶぐらい別にいいでしょ」
斎「駄目だ。
巡察はまだ途中だ…早く行くぞ」
斎藤は駄々をこねる沖田に対して顔色一つ変えずに巡察に行くと話しをしていると、それを見ていた鏡花は尸魂界での市丸と吉良の事を思い出していた。
【市丸隊長!またこんなところでサボっていたんですか!?】
【なんやイヅルもう此処を見つけたんか?】
【当たり前です!
隊長に確認してもらわないといけない書類が山積みなんですから早く隊舎に戻りますよ!】
【えぇ〜面倒やわぁ
その書類イヅルが適当に確認してくれへん?】
【そんなの駄目に決まってるでしょう!#】
ーークスっ…二人を見ているとまるでギンちゃんとイヅルを思い出すなぁ
千「鏡花さんどうかしました?」
「ん?…あぁ、何でも無いよ
ちょっと昔を思い出していただけv
ーーさて、ところで総司くん。
これ以上斎藤さんを困らせては駄目だよ
総司君が私の為に着物を選んでくれるのはとても嬉しいけど、今は総司君は仕事中よ。
町の中が平和なのはとても素晴らしい事だけど、此処で話しをしている間にも、もしかしたら何処かで誰かが困っているかもしれない。
その困っている人を助けるのが新選組の仕事でもあるのでしょう?」
沖「…まぁ、そうだけど」
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