第4話 一日の始まりは挨拶から
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「ん〜…このおひたし凄く美味しいv」
千「本当ですか?
それ今日は私が作ったんですが美味く出来たか心配で…。
でも鏡花さんのお口にあって良かったです!」
「このお味噌汁も味付けが丁度いいよ!
これは斎藤さんが作ったの?」
斎「あぁ、よく分かったな」
「とても繊細な味がしたからね♪」
「こっちも美味しいなぁ」と幸せそうに食事をしている彼女の姿を原田は見ていると、突然部屋中に”ピーピーピー!!”と機械音が響き渡った。
土「何だこの音は!?」
永「一体どっから鳴ってんだ!?」
突然の音に全員が驚いていると、鏡花は懐から再び伝令神機を取り出し内容を確認した。
「ごめんなさい
私が持っている伝令神機の音だからそんなに警戒しなくても大丈夫だよ」
沖「でんれいしんき?」
「あぁ、伝令神機とはこれの事」
鏡花はスマホタイプにバージョンアップされた新しい伝令神機を彼等に見せると、それが何なのか分からない彼等は首を傾げるだけだった。
「これは尸魂界からの虚襲来の指令を受け取る役割をしているカラクリなの。
それ以外にも遠くでこれと同じものを持っている人と話しをしたり文を送ったりする事もできるのよ」
原「へ〜…こんな薄っぺらいカラクリでそんな事が…
っていうか遠くってどのくらい遠くの人と話せるんだ?」
「異国にいても十分話す事はできるわよ
ーーってそろそろ時間だね」
斎「時間って何の事だ?」
「まぁ、見てれば分かるわよ」
喜助から30分後にと言われていたので、そろそろだろうと思った次の瞬間、突如彼等の頭上の空間が引き裂かれ解空が現れると、そこから棺桶のような木箱がドサッと音を立てて落ちてきた。
「「「「「「「「「Σっ!!?」」」」」」」」」
近「なっ、なっ…何だこれは!?
い、いきなり空間から木箱が!∪」
山「これはいったい…!」
「あ、やっと来た」
彼等の目の前に落ちてきた木箱に手を伸ばし、その蓋を開けると、もう一人の鏡花が横たわっていた。
END