第4話 一日の始まりは挨拶から
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皆がそれぞれの場所に座り少しした頃、土方と山南と近藤が遅れて広間へとやってきたので、皆が挨拶をした後鏡花も彼等に朝の挨拶をした。
「近藤さん、山南さん、土方さんおはようございます!」
近「やぁ朽木君おはよう
昨晩はちゃんと眠れたかい?」
「はい♪おかげ様で体力も回復しました」
山「おはようございます朽木くん」
土「……あぁ」
近藤と山南は鏡花の顔を見ると優しい笑顔で挨拶をしてくれた。
しかし、土方は鏡花の顔をチラッと見て一言だけ言葉を発しただけで朝から無愛想だった為、鏡花は再度彼に挨拶をした。
「土方さんおはようございます」
土「あぁ」
「おはようございます」
土「…#」
「おはようございます!」
土「何度も言わねぇでも聞こえてんだよ!#」
「へ〜…聞こえているのに挨拶すらまともに出来ないんですねぇ
私の世界では小さい子供だって元気よく朝の挨拶はしますけど?
あぁ、もしかして土方さんって挨拶が基本の一般常識を知らずに育ってきたんですか?」
土「なんだとぉ?##」
鏡花は彼を小馬鹿にするような笑みを浮かべていると、それに対して土方は眉間に皺を寄せて彼女を睨みつけていた。
そしてそんな二人のやり取りを彼等は内心ハラハラして見ていた。
平《な、なぁ新ぱっつぁん
あの土方さんに対してあんな事言う鏡花ってスゲェよな?∪》ヒソヒソ
永《あぁ、やっぱ死神ってもんは怖いもんなんかねぇのかもしれねぇな》ヒソヒソ
沖《でもあの土方さんにあんな事言うなんて鏡花ちゃんもけっこう言うよね》ヒソヒソ
近「ま、まぁ歳!
朽木君の言う通り朝の挨拶は大事だと思うぞ!
一日の始まりは挨拶からって言うしな!」
土「……はぁ………おはよう
これでいいのか?#」
「うん♪よく出来ました!」
平「解決したんなら早く飯食おうぜ!
冷めちまうよ」
近「そうだな。
ではいただきます」
やっとの事で食事にありつく事が出来た平助はお茶碗を片手に豪快に胃袋の中に料理を流し込んでいくと、鏡花も「いただきます」と言って目の前に出された料理を食べていった。
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