第30話 卍解
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崩玉を持った市丸の力はとても強く、これまでに次々と仲間が倒れていった。
市「崩玉があればボクも無敵やわ
さっきよりも力がどんどん漲(みなぎ)っているようやし」
市丸は懐から崩玉を取り出すと、それを見た鏡花はある異変に気づいた。
ーーっ!
崩玉にヒビが入ってる?
アイツは気づいてないみたいだけど…小さなヒビが…
アレは偽物
喜助さんが作った本物だったらそう簡単に壊れたりはしない
それに市丸はあの崩玉を持っているだけで霊圧が一段と上がっているが何処と無く荒っぽい…。
って事はお互い攻撃をし続け、崩玉に私と市丸の霊圧を与えていけば負荷に耐えきれず壊れる!
それなら手っ取り早くアレで片付けるまでよ!
刀を空に向かって高らかと突き上げると、市丸をはじめとする千鶴達も何が起きるんだといった様子で見ていた。
市「もしかして降参とか?」
「ーーフッ…私今まで誰にも見せた事がないの…
体力も消耗するからあまり好きじゃないし…」
そう言うと鏡花は自分の霊圧を一気に上げ集中力を高めた。
「卍解!!」
”ゴゴゴゴゴゴゴ!!!”
「…雪月風花・兼続(せつげふうか・かねつぐ)」
鏡花は始解から卍解をすると、彼女の髪は生え際から毛先に向かって白から淡いピンク色のグラデーションになり、死覇装と瞳は黒から紅色へと変わった。
そして先ほど以上に霊圧が一気に上昇すると、今までに感じた事の無い重苦しい霊圧に市丸は薄らと冷や汗を流し、千鶴達もどうにかして意識を保つのに精一杯だった。
千「ハァッ…ハァッ…」
(こ、これが鏡花さん!?
何だか今までと全然違う!)
平「っ…!」
(何だよコレ!
死神って皆こんな奴等ばかりなのか!?)
永「はぁ…クッ」
(鏡花ちゃんの雰囲気が一気に変わった!
一体何がどうなってんだよ!?)
市「っ…」
ーーこれが…。
これが…鏡花ちゃんの…卍解!?
あかん…崩玉を持ってても鏡花ちゃんの霊圧がビリビリと肌に感じるわ…
市「さすが零番隊の隊長やね
…見た目も霊圧もさっきと大分かけ離れとるわ
いつもの鏡花ちゃんもええけど、今の方もなかなかやね
ーーなんや惚れ直してしまうそうやわ」
「…残念…アンタに私は勿体ないわ」
”シュンッ!”
”ガキィンっ!”
鏡花は瞬歩で市丸の側に移動すると、目にも止まらぬ速さで刀を振り下ろした。
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