第28話 市丸ギン登場
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市「これが無かったらボクもここまで無事に来れるかわからんかったし…。
ーーそれにコレさへあればいつでも鏡花ちゃんを虚圏に連れて行く事ができるわ」
「っ…はなからそれが目的だったの?」
市「もちろん
それにこれは藍染隊長からの命令でもあったしね
ーーって事で鏡花ちゃん僕と一緒に「断る」
市「まだ最後まで言ってないやん∪」
「貴方達が尸魂界を裏切る事さへ無ければ私は素直に従っていた…。
でも!私達を裏切った今!
ギンちゃん…いや、市丸ギン!
貴方達は私達死神の敵だ!
駆け巡れ!雪月風花!
秋の月…月夜烏(つきよがらす)!!」
”ズダンッ!!”
鏡花は刀を始解すると、すぐさま市丸にむかってその斬撃をお見舞いした。
大きな音と共に辺り一面に砂煙が立ち込め、ビリビリとした霊圧と衝撃が屯所全体を覆った。
…手応えはない…それにこの一撃でアイツが傷を追っているはずが無い
相手は元隊長…気は抜けない…っ!
鏡花は刀を構え次の攻撃態勢に入ろうとしたそのときーー。
土「鏡花!大丈夫か!?」
永「鏡花ちゃん!他の奴等も連れてきたぜ!」
原「鏡花!加勢するぜ!」
斎「これ以上手出しはさせん」
沖「怪我はしていないようだね?」
山「誰であろうと私達の仲間に手出しは無用です」
平「守られてばかりじゃ格好悪いしな!」
騒ぎを聞きつけ近くにいた者や、新八からの報告を受けた者が鏡花の所へと駆け付けると、彼女を守るようにそれぞれが武器を手にしていた。
「なっ!此処は危険だ!
直ぐに安全な場所へ「君一人を置いて俺達に逃げろとでも言うのかい?」
「近藤さん!?
でも今回は今までとは違うんです!」
近「朽木君…俺達は新撰組だ
例えどんな敵であれ此処にいる部下や仲間を守るのは俺達の責務だ」
土「そう言う事だ
俺達は鏡花を守る義務がある」
ーー近藤さん…土方さん
「っ…しかしそれでも「へ〜…この世界ではこの人達が鏡花ちゃんの”仲間”ってわけなんやね?」
「っ!?」
砂煙が薄れていくと、そこには不適な笑みを浮かべた市丸の姿があった。
市「君たちただの人間が何処まで強いかお手並み拝見といこか♪」
END