第4話 一日の始まりは挨拶から
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千「鏡花さんおはようございます!」
「…っ……ふぁ〜!…おはよう千鶴ちゃん
今日も可愛いねぇv」
次の日の朝千鶴と同じ部屋で眠っていた鏡花は彼女の声に起こされると、大きな欠伸をして眠たい目を擦りながら目を覚ました。
千「顔井戸で洗ってきたらどうですか?
この手ぬぐい使ってください」
「うん、ありがとう」
千「もうすぐ朝餉ですので、顔洗い終わったら昨晩の広間に来てください」
「朝餉?……あぁ朝食の事か
分かったわ。
じゃあ後でね」
鏡花は千鶴から手ぬぐいを受け取ると、井戸の場所を教えてもらい部屋を出て行った。
今日の空は晴れており、庭には小鳥達のさえずり声が聞こえ、鏡花は「尸魂界とあまり変わらないなぁ」と思いながら廊下を歩いていると、ある事を思い出し死覇装の懐から伝令神機を取り出した。
「ーーあ、もしもし喜助さん久しぶりね」
喜【鏡花さんお久しぶりッスね!
阿散井さんから聞きましたよ
虚退治で長期任務らしいッスね】
「うんそうなの。
長期だからいつ帰れるか分からないんだけどね
それで私の義骸と義魂丸を一つずつお願いしたいんだけど大丈夫かな?」
喜【分かりました。
今からだと大体30分後ぐらいにそちらに送る事ができるんでそれまで待っていてもらってもいいっスか?】
「わかった。
じゃあ宜しくね」
喜助との会話が終わった後鏡花へと再び井戸へ向かおうとした時、背後から彼女に話しかけてくる声が聞こえてきた。
原「おはようさん鏡花」
「ん?…あぁ、原田さんおはよう
今日はいい天気ね」
原「確かに今日もいい天気だな
夜はちゃんと眠れたか?」
「おかげ様でね
千鶴ちゃんの可愛い寝顔も拝めたしv
原田さんもこれから顔を洗いに行くの?」
原「あぁ、さっきまで道場で朝稽古していたからな
ちょっと汗でも流しにいこうと思ってたんだ
あ、それとさ鏡花ちゃん」
「ん?何?」
原「俺の事は原田さんじゃなくて名前で呼んでくれないか?
その…今日から仲間なんだし親しみも込めてさ!
ーー駄目か?」
「分かった!
じゃあ今から左之さんって呼ぶね」
原「ははっ、ありがとうな!」
鏡花から名前を呼んでもらえた事に嬉しくなった原田はワシャワシャと彼女の頭を撫でて井戸へと向かった。
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