第26話 機嫌の悪い鬼
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土「Σアイツと何かあったのか!?」
「な、ない!ない!
断じてない!!/////」
昨晩の事がバレたら面倒だと思い、鏡花は原田との出来事は言わないように隠す事にした。
しかし、とても勘のいい土方は今の状況に納得がいかず、彼女から詳しく話しを聞き出そうとしていた。
土「嘘ついてんじゃねぇぞ?
いくらお前が死神でも本当か嘘かぐらいは分かるんだ!」
「う、嘘じゃない!
っていうか、何で昨晩の事をそんなに聞いてくんのよ!?
仕事以外の自由時間の事は土方さんには関係ないでしょ!?」
彼女の言葉にイラっとした土方は鋭い視線を向けると、勢いよく鏡花を畳の上に押し倒した。
”ダンっ”
「っ!…ぃっ…たぁ〜
ちょっと!いきなり「関係ねぇだと?……テメェには関係ねぇかもしれんが、惚れた女が他の野郎と一緒にいるのを知って冷静でいられる程、俺はできた男じゃねぇんだよ」
「…っ/////」
土「鏡花が他の野郎に奪われるぐらいなら…俺はいつだって鬼になる覚悟はある
ーー例えそれが仲間であっても…」
土方は真剣な眼差しで見下ろすと、その大きな左手で彼女の頬にそっと触れた。
「や、えっと…ひ、土方さん/////
ちょとっ…待っ/////」
土「…待たねぇよ」
鏡花は顔を真っ赤にしてドキドキしながらも彼に制止を求めたが、それを拒否した土方の顔はどんどん近づいてき、あと数センチで唇同士が触れようとしたそのときーー。
平「土方さーん!朝餉できたって……
Σなっ!?//////」
「「………」」
平「あっ、ご、ごめっ!////
お、俺何も見てねぇからー!!//////」
いきなり障子を開けてきた平助は二人の光景を見て顔を真っ赤にすると、直ぐに謝ってその場から走り去ってしまった。
土「チッ…平助の野郎邪魔しやがって#」
「ひ、土方さんのバカァアー!!//////
縛道の一!”塞”!!#」
鏡花は平助に見られた恥ずかしさもあり、土方に向かって鬼道を使うと、身動きが取れなくなってしまった土方は畳の上に倒れ込んだ。
土「Σなっ!?鏡花何しやがる!?」
「それはこっちの台詞!/////
朝から盛ってんじゃないわよ!
暫くそのままでいる事ね!」
そして鏡花は土方をそのままにして部屋を出て行ってしまった。
END